【熊本】ただいま九州！熊本のオタクバーを再び徹底調査！
読者の皆さんは以前、おたくば！調査員が九州一周オタクバー巡りの旅をしたことを覚えているだろうか。熊本を調査した際、スケジュールをミスってしまいアニソンバーを一軒行きそびれてしまっていた。心の底からオタクバーを愛するおたくば！調査員としては痛恨のミスであり、どうしても調査したい！という思いに駆られながらも、折からの新型コロナウイルス感染症の拡大により都道府県をまたぐ移動を禁じられ、ずっと悶々と過ごしてきたのである。2021年11月、世間的になんとなく旅行に行ってもいいんじゃない？という空気が漂い始めたことをよいことに、おたくば！調査員は熊本に飛んだ。
前に訪れたときは工事中だった熊本城も、天守閣まで登ることができた。復興の歩みを肌で感じ、程よく疲れたところで熊本のサウナの聖地「湯らっくす」でととのう。
肥後ストロングオロポをかっくらってリフレッシュ。うめぇ……五臓六腑に染みわたる……ッ！
身も心もリフレッシュしたところでオタクバー巡りに行くとします。
目次
アニソンバーClear
おたくば！調査員がうっかり行きそびれてしまってから2年。念願のアニソンバーClearに訪問することが叶った。もうこれで今回の旅に思い残すことはない（初日）といえる。嗚呼、コロナ禍により残念ながら閉店してしまうお店を多々見てきた中、アニソンバーがただそこにあるというだけで感涙にむせび泣くようになってしまったおたくば！調査員は、傍目からはバーの入り口で店にも入らずただただ泣いている危ない人のように見えるかもしれない。
スナック調のアニソンバー
思いのたけを書き連ねた結果、前置きがずいぶん長くなってしまった。アニソンバーClearはカウンター7席とボックス席の、スナック調のアニソンバーである。
料金体系は飲み放題、カラオケ歌い放題だ。店にはフィギュアやポスターなどのアニメグッズがあり、好きなアニメ、アニソン、声優などオタク文化についてお客さん同士が情報交換する社交場、という印象がある。
おつまみなど
メニューにはおつまみセットが含まれており、訪れたときはお菓子やケーキもいただいてしまった。そのあたりは日によって異なるのだろう。
お客さんの様子
最初は調査員を含め２，３名程度、夜が遅くなるにつれてカウンターが埋まる感じの客の入り。最初にいらっしゃった女性は話の流れに合わせてアニソンを選曲して歌うタイプの方だった。様々な話題からヒントを得てアニソンを歌い、それをきっかけとしてコミュニケーションが深まる。これこそアニソンバーの醍醐味。
大人の雰囲気
アニソンバーClearはスナック調ということもあり、やや大人向けのアニソンバーといえる。店長はあらゆる話題を拾える強者だが気さくな方。とても話しやすかった。こういうお店がもっと増えてもいいと思うおたくば！調査員であった。
アニメ特撮バーG
……というアニソンバーレポートをしたためていたところ、熊本のアニメ特撮バーGから「うちにも来てください！！」と熱い呼び声がかかったので、フットワークの軽さに定評のあるおたくば！調査員はさくっと訪問してきました。
お店がパワーアップ！
以前訪れたときはオフ会の後だったこともあり、本来の営業スタイルで訪れたのは初。オタクバーは日によって感想が異なることが当たり前であるので、複数回行くことは大切である。
光るショーケースが増えていた。
店内はフィギュアや漫画、アニメグッズに特撮グッズがいっぱい。
バケツいっぱいのフリー菓子が取り放題。
御覧の通り大幅なパワーアップを果たしていた。スーパー戦隊の後期にアーマーとか着けてパワーアップするタイプの、あんな感じ。
カラオケ祭り！
この日はカラオケがいっぱい入っていた。おたくば！調査員も負けじと曲を入れる。調査員は歌う歌に偏りがあり特徴的であるため、カラオケの履歴で訪問したことが分かってしまう。たぶん今回も履歴を見られたらピンと来られるはずだ。
前回訪れたときは昭和中心のように思えたが、今回は古い歌から新しい歌まで幅広い年代のアニソンや特撮ソングが歌われていた。
やはり一回行っただけの印象で記事を書いてはいけないな、と思う調査員であった。アニソンバーは奥が深い。
コスプレバーらぴすらずり
以前熊本を訪れたときはノーマークだったため、コスプレバーらぴすらずりを新規訪問。
アニメキャラなどのコスプレをした女性店員と楽しく飲めるタイプのお店。
アニソンカラオケ大会だって？
などと思って訪問したところ、歌うま選手権2021というアニソンカラオケイベントが開催されていた。
もちろん颯爽と参戦し見事にランクイン。イベント参加の場合は参加費100円をキャッシュオン。しかし高得点ですね皆さん。最後まで残っていられる気がしません。
程よく楽しめる
この日はお客さんも入れ代わり立ち代わり、常にカウンターの半分が埋まる感じでいた。程よく楽しんで過ごすにはちょうどよいかもしれない。いわゆるコンカフェとは一線を画しているような、そんな印象を持った。
なお調査員と同じくヅカオタの店員さんがいらっしゃったので、終始宝塚歌劇の話をしていたことは伏せておく。いやあ、どのような場であっても、趣味の合う話ができるっていいですよね。
アニソンバーCHALA HEAD CHALA
この日は刀剣乱舞のライブイベントがあったらしく、ライブビューイング帰りで興奮したオタクのお客様がサイリウムを握りしめてライブの思い出に浸っていた。
脳内回想がすべて口から表現されるタイプのため、聞こえてきてしまったのだから仕方ない。幸いなことに、いや残念ながら、調査員が刀剣乱舞には詳しくなかったため、何をおっしゃっていたのかは今ひとつ理解できなかった。
ただ調査員はすっかりヅカオタなので、２．５次元舞台への造詣は深いですよ？
アニメ特撮バーGにて、大牟田市に行く予定があることを話したところ、現地のオタクバーのオーナーさんと知り合いということでさっそく連絡を取っていただき、訪問することになった。こういった形で縁がつながっていくことは実にありがたい。コロナなどで失ってはいけない、美しい人と人との関係であるなぁ、と思う調査員であった。
いやぁ、熊本最高ばい！