【名古屋】栄と大須のアニメバー、アニソンバーを遊び倒せ!カラオケ無くても楽しめる
おたくば!調査員1号は名古屋の北の方にある地方の出身である。
高校時代は名古屋市内に通学していたので、定期券を活用して栄~大須を遊び歩いていた。テスト期間中は友人たちと学校帰りに足しげく通ったものだ。健全な男子高校生にとって誘惑の多い街であった。
ううむ美しき哉、青春の一ページ。
当時、コンセプトカフェはおろかメイド喫茶なんてものも無かったし、未成年なのでバーになど行ったことすら無い。それがまさか、全国を旅しながらオタクバー通いをするオタクバーオタクとなってしまうとは、大須の観音様でも思うまいて。
さて近年は新型コロナウイルス感染症の影響をいいことに、無駄に実家に里帰りするのを拒否してみたりしていた遅咲きの反抗期真っ只中の調査員1号であるが、いろいろあって実家に帰らざるを得ない状況となってしまった。ということは、名古屋の夜で遊ばざるを得ない。アニメバーやアニソンバー、特にカラオケのない店を中心に巡ってきたので紹介しよう。
まずは名古屋・栄のアニメバー、Bar Velvet Roomから。
目次
Bar Velvet Room
Bar Velvet Roomは、名古屋・栄のアニメバー。
栄の繁華街のど真ん中
名古屋市内はレンタサイクルで移動すると楽でよい。Bar Velvet Roomは名古屋・栄の繁華街にある。
隣がけっこう特徴的な名前の店の看板。すごく印象に残ります。
ちなみに隣の見切れている看板のお店は「キチガイミズ」という名前。こういうお店の名前のセンス、いいですね。
はっ、そうだアニメバーの紹介をせねば。
ウイスキーがいっぱいある
Bar Velvet Roomの最大の特徴は大量にあるウイスキー。
カウンターの上にも置かれており、200種類以上あるという圧巻の光景。何しろいっぱいあって選べない!という人は、その日の雰囲気や「こんな感じの飲みたい!」と伝えたら店長がおすすめのウイスキーを出してくれる。
和やかで騒がしくなく、かといって静かすぎず
オーセンティックな感じのお店で、ウイスキー以外の飲み物や料理も楽しめる。カクテルだって作ってくれる。こちらはノンアルコールカクテルのシャーリーテンプル。ジンジャーエールベースであるのだが深く濃い味わいとなる不思議な飲み物。一見するとお酒を飲んでいるように見えるので、酒を飲めない調査員1号のお気に入り。
店長はとあるアニメバーの店長だった人で、独立されてこちらのお店を開いた。調査員もかつてのお店に遊びに行ったことがあり、久しぶりというのに覚えていただいていた。今回はアニメの話とウイスキーを中心に飲んで食べてくつろげるお店を、ということだとか。
行ってみると分かるのだが、お店の雰囲気は騒がしくなく、かといって静かすぎず、適度にアニメの話が聞こえてきたりして、カラオケは無いけれども楽しく過ごすことができた。ただ、たまに騒がしいこともあるかもしれないので、そのときはそのときで。
調査員の隣の席に座っていたお客さんも、おたくば!を見てBar Velvet Roomを知ったのだとか。雰囲気の良い店は広く知ってもらいたい。調査員の願いはささやかに通じていた。
さてBar Velvet Roomを後にした調査員は、レンタサイクルを借りてAnisonbar TABRISに向かった。
Anisonbar TABRIS(アニソンバータブリス)
Anisonbar TABRISは、名古屋・栄のアニソンバー。
綾波の2号店
Anisonbar TABRISは、名古屋のアニソンバー綾波の2号店。アニソンバー綾波とは、名古屋のアニソンバーの先駆け的な存在。調査員も何回か訪れたことのある、アニソンバーの名店である。
綾波のママがハマっているからという理由でアイドルグループBTSのポスターが貼られている。けっこうなファンらしいです。
カラオケよりもおしゃべり中心
オープン当初はカラオケがないコンセプトだったと記憶しているが、訪れたときカラオケ機は設置されていた。
スタッフの接客スキルはめちゃくちゃ高い。訪れた日は運悪く天井から水漏れしてしまっており、奥のボックス席が使えないというような状況でしたが、カウンターが埋まる程度に混雑。盛り上がっておりました。
こちらでは最も奥の席に座ってしまったこともあり、他のお客さんとのやり取りは特に無く。ただアニソンバー綾波でバースデーイベントがある日だということで、Anisonbar TABRISが閉店したら皆でそのまま行くぞ!というやる気が満ち溢れていて、非常に活気があって良かったです。
再びレンタサイクルを借りて、最後は大須のCafe-Bar WATER7に向かいます。
Cafe-Bar WATER7
名古屋・大須にあるアニメバー。
ワンピース激推し!
Cafe-Bar WATER7は大須のアニメバー。名前からわかると思うが、ONE PIECEをコンセプトにしたお店。
店内は ONE PIECE のキャラクターフィギュアなどのグッズで溢れている。
メニューも全て ONE PIECE にちなんだドリンク名や料理名であり、こだわりが伝わってくる。
訪れた日は、カウンターにはほとんどお客さんが座っていなかったが、ボックス席でお客さん同士で話しており、おしゃべりメインのお店であるようだ。
23時までの店に22時ごろ入店し1時間だけ滞在する駆け込み入店をキメた調査員は一杯のシャーリーテンプルを嗜む。
今日は一日、アニメバーやアニソンバーで、カラオケをすることなく過ごすコースを選択した。オタクバー好き同士の会話では、時々「オタクバーにカラオケはあった方がいいか、無い方がいいか」と議論になることがある。調査員個人の好みで申し上げるとカラオケの有無は「どちらでもよい」である。有れば有るなりの楽しみ方をするし、無ければ無いなりでいくらでも時間を過ごせる。
オタクバーがあり、オタクバーで過ごす時間が最高の時間であるので、カラオケの有無はもはや関係ないのだ。歌いたい気分になったら歌った方が楽しめる店に行くし、静かに過ごしたいときはそれに見合った店をチョイスする。そのような感じでオタクバーを自由に選べるようになるのが最も良いと思う。