【青森・八戸】えっ、八戸にアニソンバーが?ウミネコの鳴く頃だったので行ってきました
「八戸にアニソンバーがあるらしい」
噂を聞きつけたおたくば!一行は青森県八戸市にやってきた。本州最北端のオタクバーに行った翌日、恐山からバスで下北駅に戻り大湊線に乗って野辺地で乗り換え青い森鉄道でズンドコと電車に揺られて合計2時間弱の移動。
オタクバーを巡る旅は鉄道に乗る旅でもある。(※個人の感想です)
八戸駅から本八戸駅に移動しさらに徒歩で10分強、目当てのアニソンバーがある繁華街にたどり着く。地方都市あるあるの駅と繁華街が離れている現象である。八戸駅からバスで一本でいけるので、バスを使った方が早い。
アニソンバーの開店時間前だったこともあり本八戸の屋台村「みろく横丁」で晩御飯。パイカ煮込みと名物のせんべい汁をいただく。
ううむ、うまい。旅グルメも乙なものである。
屋台村といえば長崎・佐世保のやまがたパラダイスを思い出すが、八戸の屋台村も活気があって素晴らしい。お酒好きな人が集まってくる感じ。
さて腹ごしらえも終わったところで、八戸のアニソンバーであるあにそんば〜 べあきゃっとに向かおう。
目次
あにそんば〜 べあきゃっと
あにそんば〜 べあきゃっとは、八戸のアニソンバー。2019年オープン。
青森県のアニソンカラオケバー
あにそんば〜 べあきゃっとは、青森ではここにしかないアニソンカラオケバー。(2022年5月現在)
スナックビルに入っている、かわいらしい女の子のキャラクターが目印のお店だ。
営業は割と変則的なのでよく確認してから遊びに行こう。
かわいらしい店内
あにそんば〜 べあきゃっとの店内。ポスターやグッズで壁が埋め尽くされていた。照明はピンク色でかわいらしい印象を受ける。店内は禁煙で、外の喫煙所で吸うシステム。
入り口近くのカウンターに着席。やはり端っこは心地よい。(※調査員は端っこ好き)カウンターにはフィギュアなども多数置いてある。
店員は女性でアニメキャラのコスプレしておらず法被を着ていたことが印象的である。あまり他では見ない感じで味があって良い。調査員のように地方のアニソンバー感を楽しめるようになると立派なオタクバーオタクである。
飲み放題、歌い放題
あにそんば〜 べあきゃっとは飲み放題・歌い放題の料金体系。カラオケの縛りは、アニソン、特撮、ボーカロイドなど。
訪れたときお客さんは4人、後から初来店のお客さんが入ってきたりと、賑わっていた。カラオケを歌うと店員さんが盛り上げてくれるような、盛り上げ系の要素もある。
課題曲システム
あにそんば〜 べあきゃっとには課題曲があり、課題曲を歌うとポイントがもらえるシステムがある。腕に覚えのあるアニソン歌いはその日の課題曲をクリアしに行ってみよう。課題曲は店内のホワイトボードに書いてある。
べあきゃ開園~🐰🐸
ぽかぽか陽気すぎるね✿.*・
ねみぃ~…ワシの命のモンスター買うの忘れたから今日はほんとに寝ちゃう( ˘ω˘ ) スヤァ…
どうかみんなの元気な歌でたたき起こしてっ(o・ω-人)w
By🐸 pic.twitter.com/sFq7diEpOK— 🐼あにそんば〜 べあきゃっと🐼 (@anison_bearcat) May 4, 2022
さらにクリアした人には次の課題曲を指定する権利が与えられる。さぁ歌ってみろ、という感じでマニアックなアニソンを指定するもよし、これを歌っている人をみてみたいという気持ちを込めて選んでみるもよし、アニソンカラオケ酒場マナティのような交流もできるのだ。
いつもの調査員のカラオケセトリが履歴を侵食し始めたあたりで、隣のお客さんもこちらの選曲に合わせて歌いだす。そのような交流もアニソンカラオケバーのだいご味である。
八戸観光
アニソンバーで遊んだ翌日は、八戸を観光する。
ウミネコ繁殖地・蕪島
八戸の観光地といえばウミネコの繁殖地である蕪島。そして最寄り駅は鮫駅。
駅前にある鮫のモニュメント?そこそこ大きい。
鮫駅からてくてくと10分強歩くと見えるのが蕪島。大絶賛繁殖中のウミネコがたくさん飛んでおり鳴き声が聞こえてくる。
こやつらはおそろしく人馴れしていて、真横を歩いても逃げない。島の上にある蕪島神社にお参りに行くのだが、参道の階段の一段一段で営巣している。
菜の花が見ごろであるが、その隙間にもびっしりとウミネコ。ウミネコ。ウミネコ。4万羽くらいいるんだとか。とにかくそこかしこで交尾と営巣と抱卵をしていらっしゃる。
味わい深いアクティビティであった。
八戸市水産科学館マリエント
蕪島の近くにはマリエントという科学館がある。簡易な水族館と周辺の自然の紹介など。
探索船「ちきゅう」の展示もある。
よく見ると船の説明パネルに「高さはアスパムの約1.7倍」と記載されている。県外人としてどの程度のものかまったくピンとこないのだが、ここ八戸でもアスパムは愛されていた。
参考記事