南柏に輝く一等星、サブカルアニソンCafe & Barシリウス
都心から電車で30分程度。常磐線沿線にある南柏駅。松戸や柏の間に挟まれた小さな駅だ。
その南柏の駅から歩いて5分程度。周辺は閑静な住宅街。とてもアニソンバーがあるとは思えないひっそりとした情景だ。しかし日が落ちて辺りが暗くなってくると、店の看板が夜空に煌々と輝く恒星のように、シリウスの場所を示していた。隠れ家的なお店という第一印象を受ける。さっそく、行ってみよう。
目次
シリウスまでの道のり
南柏駅の北口を出て、東方向に歩いて5分程度。陸橋沿いの道にある。
駅からはほぼ一本道で、陸橋の手前を道を左折するだけである。入り組んだ小道を歩くようなことはない。
サブカルアニソンCafe & Barシリウスの入り口。黒とピンクの扉がおしゃれだ。
シリウスはどんなお店か?
外から見た印象とは裏腹に店内は広く、30名程度を収容できる広さがあった。カウンター席以外は全てボックス席となっている。
カウンター席から店の入り口を映した写真。カラオケ機の下にロボ店長が見える。
奥のボックス席は広く、6人程度のグループで入っても余裕のあるスペースとなっている。
ショットコースと飲み放題コースがあり、カラオケは歌い放題。もちろん、アニソンや特撮ソング推奨である。店内は禁煙となっているので、煙草を嗜む人は注意が必要である。
ロボ店長
なんとシリウスの店長はロボット犬なのである。ロボ店長に関しては、お触り自由であるとのことだった。呼びかけると反応するところが実に愛らしく、かわいい。シリウスの看板ロボとして今後も輝き続けるスターとなることであろう。
スタッフの印象
できたばかりの店舗であることと、他にアニソンバーのない地域での初出店ということもあり、スタッフが不慣れという印象はある。だが、これからお客さんと一緒になって作っていくお店となるだろう。よい雰囲気を作るためには、客側もジェントルな振舞であるべきだ。ガールズバーとは異なる、アニソンカラオケバーとして、シリウスの今後に期待したい。
フードメニューが充実
シリウスは、一般的なアニソンバーと比較してフードメニューが充実している。特に名物はカレーライスだそうだ。腹を空かせて訪れてみるのもいいだろう。筆者が訪れた際はあいにく空腹ではなかったので、今回はフードの写真がない。隣の席のお兄さんはおいしそうにカレーを食べていたので、写真だけでも撮らせてもらえばよかったと述懐する。
直撃インタビュー
ーなぜ、アニソンバーが他にない南柏に出店したのですか?
「アニソンカラオケバーがない地域に出店したい、という意欲がありました。この地域に、アニソンカラオケバーという文化を持ち込み、それを根付かせたいと思っています。」
ーどのような店になることを目指していますか?
「地域に根付いたお店にしたいですね。地域にできるだけ接したお店にしたい。スタッフもみんな、地元採用にこだわっています。アニソンバーで働くのが初めてというスタッフが多いので、お客さんと一緒にこの店を形作っていきたい。私もあちこちのアニソンカラオケバーを回っていた人間ですので、アニソンカラオケバーという文化を、南柏で広げていきたいと考えています。」
店の作りとしては、2,3人のグループで遊びに行った方が落ち着いて楽しめそうだ。もちろん一人で遊びに行ったとしても、ロボ店長をはじめとしたユニークなスタッフが迎えてくれるので安心して訪れていただきたい。筆者としては、新しいアニソンカラオケバーのチャレンジを心から応援したい。