【浅草・上野】男の娘?女装男子?アニソンバーにしたって、色はいろいろあるのよ
オタクバーの世界は広い。本当に広い。果てしなく広い。日本最北端、最東端、最南西端と、日本全国様々な地域を旅してきたおたくば!調査員であるが、日々新しい出会いに驚くばかりである。
おたくば!では、今までにアニソンゲイバーのエメグリ、執事アニソンバーのレボリューションなど、バラエティに富んだ(一風変わったともいう)アニソンバーを紹介してきた。
そして今回紹介したいのは、女装アニソンバーである。
女装アニソンバーである。(2回目 )
OK、言いたいことはよくわかる。少し冷静に聞いてほしいところだが、何というかそれ以外の説明の文言が調査員のボキャブラリで取り扱っていないのだ。
今回は、数多あるアニソンバーの中でもとりわけ異彩を放つ、浅草のアニソンカラオケバーCAT EARと、上野のアニソンバー燗これという女装アニソンバーの魅力を紹介しよう。
目次
CAT EAR
CAT EARは、東京・浅草にあるアニソンバー。
浅草駅からちょっと歩く
地下鉄の浅草駅から花やしきの横を12分ほど歩いて、閑静な住宅街にひっそりと佇むCAT EAR。駅からは少し遠い印象だ。繁華街にありがちなアニソンバーとは印象がかなり異なる。
東京都内、それも23区内にあって入り口は引き戸。これはワクワクが止まりませんね。もうポイントが高いです。(早口でまくし立てるオタクバーオタク)
料金体系はチャージ3000円で90分飲み放題、カラオケ10曲付き。
人気のカラオケバー
CAT EARは、浅草で2016年にオープンしたアニソンカラオケバー。女装店主による男の娘アニソンバーとして話題になった。(注:おたくば!調べ)
訪れた日はたまたま他のお客さんがいなかったが、曜日によって満員御礼とのこと。客層はオタクバーらしく同好の士が集まりやすい。
お酒の他に、店主提供の料理も用意されていることがあり、飲んで良し食べて良し歌って良しのアニソンカラオケバーといえよう。
お店の雰囲気
CAT EARはアニソンバーらしく、店内にアニメやゲームのグッズが飾られている。
ところどころに鉄道やバス関連のものがあるところが良い。もちろん店主の趣味だ。
おや?
なんと店内に鉄道模型が!実際に走ってる!!すごい!!!デパートなどで鉄道模型が展示されているとかぶりつきで見ていた幼少期を思い出してしまう。ずっと見ていられちゃう。
はっと、お店の紹介の続きであるが、カラオケは前述のとおり、歌い放題ではないのでその点は注意されたい。
店主は男の娘であると紹介したが、ぱっと見た感じスナックのママの雰囲気であり、そのように紹介されなければ性別のことなど気にならないと調査員は思う。皆さん一度足を運んでみて、どういった雰囲気であるか体感してもらいたい。楽しいですよ。
燗これ
燗これは、東京・上野にあるアニソンバー。
日本酒メインのアニソンバー
燗これは上野駅から歩くと10分弱。CAT EARと同じく住宅街の中にあり、一般的なアニソンバーのイメージとは若干異なる。
そして女装利き酒師が選んだ日本酒を楽しめるアニソンバーなのである。
主に東京周辺の地酒を強化しているとのこと。ちなみに調査員はアルコールがNGのためソフトドリンク。ソフトドリンクOKだから、飲めない人でも安心できる。
女装利き酒師のこだわり
店主は女装利き酒師ということで、日本酒に対する造詣が深い。こちらはアルコールがダメな調査員向けにと勧められた、東京の酒蔵が作っている甘酒。すっきりとして飲みやすく、自然な甘さを感じる一品。
店内BGMはもちろんアニソン。カラオケがないので、純粋に日本酒とアニソンに囲まれながら落ち着いた雰囲気を味わうことができる。女装利き酒師とのトークもセットで、これがまた味わい深いのだ。調査員が酒を飲むことさえできれば、もっと気の利いたレビューができたはず。燗これにも足を運んでいただきたい。
今回はCAT EARと燗これ、異色の2軒のオタクバーを紹介した。浅草と上野で離れてはいるが、この2軒は徒歩で30分弱ではしごできる。たまには趣向を変えた夜を楽しみたいというオタクバー好きには、ぜひともチャレンジしてもらいたいと思う。