【青森】青森市のオタクバー、ひみつ基地が楽しすぎる件
賢明なる読者の皆様はご承知のことであるが、オタクバーは日本全国にある。そしてオタクバーを愛してやまないおたくば!調査員は、北海道に行ったり沖縄に行ったり九州に行ったり京都に行ったりと、オタクバーに行くためだけに日本各地を飛び回っている……そのようなイメージを持たれているかもしれない。
だいたい合ってます。
さて、今回はこれまで行く機会がなかなか無かった東北地方を攻めてきました。知られざる青森のオタクバー、Barひみつ基地についてお話したいと思います。
目次
オタクバーひみつ基地
Barひみつ基地は、オタクバーでありアニソンバー。
たどり着くまでのエトセトラ
Barひみつ基地は青森市の繁華街にある。青森駅からは徒歩だと15分程度かかるので、途中どこかで夕食を取りつつBarひみつ基地まで歩いて行くプランを立てていた。
折しも緊急事態宣言が明けて久しぶりのゴールデンウィーク。誰もかれもが仲間と会いたい、集まりたい、騒ぎたい、そのように考えたのか店がどこも満員。せっかくだから地元の居酒屋的なところに行こうと思うじゃないですか。どこも予約でいっぱい。事前に電話しておかないとダメだったみたい。チェーンの居酒屋含めて10軒まわって全滅。最後の望みを懸けた広島お好み焼き屋も満席とあっては、はてこれは困ったぞ。
夜7時くらいから歩き始めてもう8時過ぎ。おなかはだいぶ空いてきて雨も降ってきた。5月初旬といえ青森はまだ肌寒い。あっちの餃子居酒屋からは津軽三味線の軽快なリズムとノリノリの青森県民の歓声が聞こえてくる。もう限界だ。このままBarひみつ基地に行くしかない!
というようなことがありました。事前に確認、これ大事だね。
Barひみつ基地にたどり着いた
おたくば!を頼りにBarひみつ基地に到着。いやぁもう私がいうのもなんですが、ホントおたくば!って便利です。(宣伝)
大きく明るい「Barひみつ基地」の看板。地方のスナックというかそういう見た目ですが、晩飯難民となっていた我々にはユートピアのように映っていました。
感染症対策のため、事前に連絡を入れておくと良いとのこと。もしかして、これやってなかったから他の店は入れてもらえなかったとか?※Barひみつ基地には事前に連絡していました。
店内の様子
Barひみつ基地のドアを開けて入ると向かって左側はカウンターで右側ボックス席。訪れたときお客さんは4人いました。
店内いたるところにアニメや特撮のフィギュアなどオタクグッズがいっぱい。
津軽代表……?
カラオケもあって、盛り上がっておりました。同行したおたくば!調査員2号は、ビールの免許が飾ってあってアサヒビールが冷たくておいしかったです、と言ってました。
なるほど。
あれもおいしい、これもおいしい
晩飯難民となっていたことを伝えると、Barひみつ基地のマスターや他のお客さんが「これ食べて!」「こっちも食べて!」「俺、おいしい串揚げ買ってくるよ!」と大変なおもてなしをいただきました。
マスターは歌が上手くて料理が上手で気さくな方。試作品だという自家製の燻製をいただきました。
これがまたおいしいのなんのって、おいしいっていうか、とってもおいしい。(空腹のため語彙力を喪失しています)
さらに米が炊けたのでこれも食べて!と差し出されたものがまぐろの塩辛。
まぐろで有名な大間のお土産とのことですが、これまたとんでもなく白米に合う。日本酒にも合うらしいヤバいやつ。ひとかけらでご飯いっぱいいけちゃうごはん泥棒。見かけたら買おう。
田中さん(お客さん)が買ってきてくれた串揚げもおいしかったし、焼き飯も酒のつまみになるほど濃くてうまい。うまい。うまい。※写真なし
暖かくて楽しくて、素敵な時間が過ぎていく
青森のアニメとか大好きサブカルチャー大好きみたいな、そんな人たちが集まるBarひみつ基地。アニメの話をしたり、カラオケで好きな歌を歌いまくって、おいしいごはんを食べて、時間がゆっくりと過ぎていきます。
調査員2号は串揚げを買ってきてくれた田中さんとすっかり意気投合して、ビジュアル系バンド曲とかを歌ってました。カラオケはアニソンや声優、特撮の歌が多めですが、そうじゃない歌も歌っていいよっていう緩い感じです。
1時間で帰ろうと思っていましたが、気が付いてみれば夜中の2時。ここは調査員にとって大当たりの店。ポテンシャルがすごく高いだけでなく、青森で長くやっていて地に足がついてるお店、という印象。お酒飲める人はお酒のアテとか、そういうのを期待して行ってもいいかもしれません。
青森市内観光
Barひみつ基地で遊んだ翌朝は、青森市内を軽く観光。
海鮮のっけ丼
朝食は、市場を回って好きな食材で海鮮丼をカスタムできるのっけ丼。
これまた美味いのなんのって。少々混みあってましたが、いい朝食。
青函連絡船
八甲田丸。中も見学できるようになってます。
陸奥湾を望む。
味噌カレー牛乳ラーメンバター入り
歩いて回って昼食はラーメン。「味噌カレー牛乳ラーメン」と聞いて最初は何を言っているのか意味が分かりませんでした。
だまされたと思って食べてみるとこれがまた美味い。味噌ラーメンとカレーラーメンと牛乳ラーメンのある店で、全部混ぜたらそりゃ美味しいんですが、どうして混ぜたのかなぁ。バター入り最強。
アスパム
Barひみつ基地のお客さんに「どこに行くのが正解ですかね?」と尋ねたところ、「土産を買うならアスパムで間違いない」と回答されるアスパム。地域物産センターみたいなところですが、青森県民の誇りだそうで。
とある展示物の解説には「この建物の高さはアスパム〇個分!」と付されるくらい愛されているアスパム。青森県民以外には多分単位としてピンとこないと思います。
それでは読者の皆様に向けて一言。「青森で土産に困ったらアスパムへ行け」です。いやぁ、楽しかった!!