【京都】アニソンバーとオタクバーを巡りつつ、旧交を温める話
おたくば!調査員のフットワークは羽毛のように軽い。前回滋賀県に行ったものだから、ちょっと足を延ばせばほら、そうだ京都行こう。そういう感じでふらっと行ってしまうのである。
というわけで着きました。京都に来ると毎回ここから伝説の剣を投げ込みたくなるのは調査員だけかもしれません。(ガメラ3)
目次
京都のオタクバーの特徴
京都は飲み屋街が祇園~先斗町~木屋町のあたりに集中している。ラウンジ、クラブやおしゃれなバーなどもたくさんあり、オタクバーもいくつか存在する。調査員のように一日で3軒をはしごすることも可能だ。写真は祇園の飲み屋街にて。
2022年4月現在では残念ながら閉店してしまったが、かつてはスワロウテイル、アニソン研究所といったアニソンバーがあった。サブカル文化は大阪が強いためか、都市の規模に対してオタクバーの数は少なめ。あるにはあるんだけど、という感じで、もっといっぱいあってもいいのではと調査員は個人的に思う。
さて、今回お目当ての店は3軒。まずはAnison & Bar FESTARIAに行ってみよう。
アニソンバーFestaria
アニソンバーFestariaは、京都祇園のアニソンバー。フェスタリア、と読む。
地下にある広い店
アニソンバーFestariaの入り口はビルの地下にある。写真のような階段を下ると入り口だ。
コロナ禍が始まったくらいに開店されたので調査員はとても心配していた。やっと再開とのことだったので、これからが楽しみ。
広くて明るいアニソンバー
アニソンバーFestariaの店内は明るく、とても広い。アニソンカラオケの他、DJイベントを開催することもできる。ちょっとしたライブイベントもできるのではないだろうか。
九州・福岡は天神にあるアニメダイニングバー CrossOverとどちらが広いだろう?ということについては、おそらくたぶんVIPルームの広さの差でCrossOverの方が広いと結論付けられた。(おたくば!調べ) それでもアニソンバーFestariaは関西ではかなり広い店舗である。
選べる2つの料金体系
アニソンバーFestariaは飲み放題と1時間1ドリンク制の2つの料金体系。カラオケはどちらも歌い放題だ。さらに店内は全席禁煙。女性にもやさしいアニソンバーといえよう。
アニソンバーFestariaを後にしたおたくば!調査員は、次の目的地であるアニソンバー JING-ジン-に向かって歩き出した。向かう道中で、京都に在住の20年来の知人から連絡を受け、合流することとなった。彼もまた、フットワークが軽い。
アニソンバーJING
アニソンバーJINGは京都のアニソンバー。
木屋町のアニソンバー
アニソンバーJINGの場所はちょっとわかりづらいかもしれないので注意が必要。実は調査員は迷っちゃった。てへへ。看板が出てたビルに入ってみたんだけどなぁ。
なお前述の知人は一発でたどり着いてきた。強い。
充実のオタク空間
アニソンバーJINGの店内はアニメのポスターやフィギュアがいっぱい。
アニソンバーFestariaと比較するとやや大人向けといったところだろうか。
照明は暗め、訪れたときはお客さんがみんなカラオケで楽しそうに盛り上がっていた。スタッフのものすごいオタ芸に拍手。
アットホームといいつつも
アニソンバーJINGはアットホームさが売り。とはいえ本格的なバーの雰囲気を併せ持っているので、家の感じになりすぎない大人の社交場といえよう。
アニソンをきっかけに気軽に交流できる楽しさはアニソンバーならでは。調査員は昭和のアニソンばかりを歌うが、そのおかげで初対面の隣のおじさんと意気投合できた。最近の歌は正直よく分からんが、アニソンを楽しむ心は同じである。知らない歌でも面白いと感じれば盛り上がれる。
夜はそこそこ更けていたが、どうせだからと知人ともう一軒、OTAKU BAR ISMに向かうことにした。アニソンバーJINGから歩いて近いからね。
OTAKU BAR ISM
OTAKU BAR ISMは京都のオタクバー。「オタクバーイズム」と読む。
シックなオタクバー
OTAKU BAR ISMはシックで大人の雰囲気を持ったオタクバーである。カラオケはなく、薄暗い店内に光るカウンター。かっこいい。中二病心をくすぐってくる。ああもうくすぐったい、堪らない。
オタクバーでゲヘゲヘと興奮しながらカウンターの写真を撮っている人を見かけたらできるだけそっとしておいてあげてほしい。そんな変態はおたくば!調査員である可能性が極めて高いのだ。
ここはオタクバーだって
OTAKU BAR ISMにはアニメやゲームが好きなオタクが集う。ただお洒落なバーの雰囲気であるので、ややもすると普通のカジュアルなバーに来ている気持ちになってくるのだが、カウンターに座る人々の話に耳をそばだてると、遊戯王カードや呪術廻戦といったワードが飛び交っており、ここがオタクバーであることを再確認できる。
小一時間ほど滞在し、カウンターで知人との旧交を温める。20年前と相変わらず、楽しい人であった。
アニソンバーとオタクバー巡りの翌日、調査員は京都の鴨川沿いを友人と歩いた。
こちらの友人、調査員とは30年来の付き合いであり、最も古い付き合いであるのだが、ふらっと遊びに来た調査員のために時間を割いてくれたことが有難い。よく晴れた京都の空の下、2つの旧交を温めつつ、3軒のオタクバーで遊ぶという濃密な時間を過ごしたのであった。
京都はいいなあ。