「Bar U.N.逢縁」はオタクバーなのか?実際に行ってきました【亀戸】

2018年2月にオープンしたばかりのオタクバー「Bar U.N.逢縁」は、東方というジャンルが大好きなマスターが開いたコンセプトバーだという前情報で、SNSをはじめ何かと話題になった店ですが、どんなオタクバーなのかさっそく遊びに行ってきました。

U.N.逢縁への行き方

「Bar U.N.逢縁」があるのはJR総武線の錦糸町駅と平井駅の間の亀戸駅。下町のようで繁華街もありオフィスビルもある、さまざまな顔を持つ街といった印象。

亀戸駅から徒歩3分

東口から出て3分ほど歩くとU.N.逢縁に着く。おたくば!に掲載された地図だと裏通りにあるように見えるが、ビルの入り口は大通りである国道14号線(京葉道路)沿いにあるので注意しよう。筆者はうっかり間違って裏通り側にある居住者用のエントランスに入ってしまい、マンションの防犯カメラにしっかりと記録されてしまった。

U.N.逢縁ストリートビュー

手書きの看板が目印

上記のストリートビューでいう赤丸を付けたところに、Bar U.N.逢縁の看板が出ている。看板を目印に、ビルに入り階段で2階に行こう。周りに明かりが少ないので、夜だと少し目立たないため、注意深く探した方がいいかもしれない。

看板

手書きの看板が目印……!

階段を上って左手。一つ目のドアがBar U.N.逢縁の入り口となる。ここにも手書きの看板がかかっている。とても味がある。実に深い味わいだ。オタクバーをよく訪れる筆者からすると稀によくある光景なのでそれほど気にならない、味わい深い手書きの看板が目印である。

入口ドアの看板

Bar U.N.逢縁の様子

入り口だけを見ると怪しさ満点であるが、中の様子はどうだったのか。

思った以上に広い

カウンター8席、4人掛けテーブル席2つ、PC席1つ、20人程度入っても余裕のあるスペースが魅力的である。店内は東方に関連した作品と思われるポスターやフィギュアなどが多数飾られていた。

店内風景

基本はカウンター席

筆者はカウンター席が大好きなので、カウンター席に座る。金曜日の20時ごろ訪れたが、筆者の他にお客さんが男女あわせて4人ほどいらっしゃった。全員カウンターで横並びに、ある人は音ゲーに興じ、ある人は店員と話し込み、ある人はまったりと酒を楽しんでいた。自由な空間がバーなのである。

PC席で遊ぶ人々

PC席で遊ぶこともできる。お客さんみんなで画面を見ながらわいわいと楽しんでいた。小学生の頃、友達の家に集まってみんなでゲームしたことを思い出す。そんな懐かしさを感じた。PC席風景

Bar U.N.逢縁のメニュー

マスターは飲食出身らしく「実は料理が自慢なんです」とのこと。そこまで仰るのであれば見せていただこう、U.N.逢縁の実力とやらを!

ウィルキンソンのジンジャーエール

筆者は思う。仕事上がり一杯のジンジャーエールこそ至高の飲み物である。たかがジンジャーエール、されどジンジャーエール。この飲み物は単純にソフトドリンクとして提供されるだけでなく、様々なカクテルのレシピに使われるため、ジンジャーエールの味で店の酒の味が決まるようなものである。U.N.逢縁ではウィルキンソンのジンジャーエールを使っていた。カウンター席でジンジャーエール

フードメニューが豊富

これから追加していく予定である、というマスターの前置きを聴きながらメニュー表を開く。お酒のつまみになりそうなメニューがずらりと並ぶ。ここでも手書きメニューであることが味わい深い。今回は自家製ベーコンを注文することにした。

メニュー表

自家製ベーコンが人気の一品

ベーコンを注文するとすぐに奥の厨房からジュウジュウと肉の焼ける音とおいしそうな匂いが漂ってきた。自家製のベーコンであるとのことで、市販品と異なりとても柔らかく食べやすい。味付けはどことなく和風で、これはジンジャーエールとマリアージュする食べ物だ。きっとお酒にも合うに違いない。そして500円はリーズナブルな値段で人気の一品ということだ。ムール貝の白ワイン蒸しもおススメとのことなので、次回はそちらを注文しようと思う。

自家製ベーコン

Bar U.N.逢縁の気になる料金は

Bar U.N.逢縁はチャージ料なしキャッシュオンの料金体系である。筆者が訪れたときはジンジャーエール2杯と自家製ベーコンで合計1,300円で楽しい時間を過ごすことができた。Hubのようなバー感覚の予算と考えてよいだろう。

 

お店から出てビルの階段を下りる際に、ゴキゲンな2人組とすれ違った。筆者の来た道を辿るように歩いていき、先ほど聞いた店のドアの開く音が聞こえる。どうやら夜はこれかららしい。できたばかりのお店の未来を感じて、亀戸を後にした。

 

という締め括りにしたかったのであるが、帰りにJR中央総武線錦糸町駅での車両点検のため総武線が動いておらず20分ほど冬の亀戸駅ホームで待たされたということをここに記す。月曜日が定休日というのは、正解かもしれない。