【調査員3号】九州のオタクバー3連発!最近オタクバーデビューした私が足を踏み入れてみたら、まさかの世界が広がっていた話
「おたくば!」読者の皆さま、どうもこんにちは。そして初めまして。
実はここ最近、「おたくば!」の管理人にそそのか……じゃなかった、勧められて、こっそりとオタクバー通いを始めた者です。
今回、いつもの執筆陣とはちょっと違う私が、九州にあるオタクバー3店舗を巡って感じたアレコレをお届けできればと思い、筆を執らせていただきました。「へ〜、そんな店あるの?」なんて感覚で読んでいただければ幸いです。
【1軒目】熊本「CHARA HEAD CHARA」──カラオケなし、男子のみ。硬派の極みここにあり!
まず最初にご紹介するのは、熊本市中央区にあるアニソンバー「CHARA HEAD CHARA(チャラヘッチャラ)」。
実はこのお店、すでに「おたくば!」で2度も紹介されているという常連選手。つまり、そういうことなんです。リピートされるだけの理由があるというわけでして、じゃあ行ってみるしかないだろうと足を運んだわけですが……
結果:居心地が良すぎてビビった。
まず驚いたのは、“カラオケなし”っていう斬新さ。さらに、スタッフは全員男性! なんというか、最近増えてる何でもアリなオタク系バーとは一線を画す「一本筋の通った硬派さ」がこの店にはあります。
開店はなんと2010年代初頭。それからずーっと、このスタイルを貫いてきたのだからスゴい。店内の空気感はというと……うん、あの頃の中学・高校時代の昼休みや下校時、友達と語り合った“あの感覚”に限りなく近い。少年漫画やロボットアニメについて語りたくなってしまう、そんな場所です。
オーナーさん自身もアツい作品が大好きな方で、話していると自然と肩の力が抜けていくんですよね。ノスタルジーと熱が絶妙にブレンドされた、そんな一軒です。
※過去記事
【2軒目】「TRY AGAIN」──カラオケOK、でも歌えるのは“アニソン・ボカロ・ゲームソング”限定⁉
次に訪れたのは、同じく熊本市中央区にあるアニソンカラオケバー「TRY AGAIN」。
実はここ、「CHARA HEAD CHARA」の2号店。そう、兄弟店なんです。1号店はカラオケなしでしたが、こっちはカラオケOK。でも……ここでまたしても驚かされました。
歌えるのは “アニソン・ボカロ・ゲームソング” 限定! ガチじゃん!
ジャンル縛りのあるカラオケって、なんだか懐かしくもありテンションが上がりますよね。しかもスタッフは1号店同様、男性オンリーの硬派スタイル。カウンターに腰かけ、気づけば常連さんたちと混ざり合って、アニソン熱唱 & ショット祭り!
なんでしょう、これは……男子校の延長線? 部室のノリ? とにかく、青春と熱気がギュッと詰まった一夜になりました。
※過去記事
【3軒目】福岡「NAIKU」──自由すぎてカッコよすぎる、異次元のサブカル空間
ラストを飾るのは、福岡市中央区舞鶴にあるサブカルバー「NAIKU」。
福岡滞在4日間のうち、2回も行ってしまったお店です。リピートしたくなる理由、ちゃんとあります。
まず言わせてほしい。
安い! 自由! そして、カッコイイ!
立地は天神から徒歩圏。なのに、朝7時までいても上限料金が5500円って……コスパどうなってんの? サブカルの広がり方もハンパじゃなくて、アニメ・漫画だけにとどまらず、怪談、ビジュアル系、昆虫、そして夜の街の話まで飛び出す自由っぷり。
そして何より感動したのが、スタッフがみんな「漢」なんですよ。
鍛えてる、美容にも気を使ってる、トークもうまい。なんかこう、「オタクバーのスタッフ」っていう枠を軽く超えてくるんです。私が話したあるスタッフさんなんて、自分が目指す理想の男性像そのものでした。完全に推せます。
※過去記事
というわけで、以上が私の“オタクバー3連発レポート”でした。
久々にレポートなんぞを書いたので、読みにくいところがあったかもしれません。でも、少しでも「お、行ってみよっかな」と思ってもらえたなら嬉しい限りです。
またどこかのオタクバーで、オタクな夜に乾杯!