【群馬県太田市】北関東にアニソンバーができたので早速行ってきました

2020年から2021年にかけては新型コロナウイルス感染拡大防止のため、飲食店を中心に営業時間の短縮や営業そのものの自粛要請が発され、多くのオタクバー・アニソンバーが休業を余儀なくされた。2021年11月現在、第5波と呼ばれた大きな感染拡大は一旦落ち着きを見せ、世の中は少しずつあの頃に戻ろうとしている。

おたくば!調査員も長らく調査活動を自粛(※本人比)していたが、このたび群馬県太田市に新しくアニソンバー≒helixがオープンするという噂をキャッチした。群馬県太田市といえば、かつて観光がてらアニソンバーに遊びに行った土地。当時訪れたアニソンバーは残念ながら閉店してしまい、群馬県にはアニソンバーがどこにもない期間が続いていた。その群馬県太田市に、新しくアニソンバーがオープンするというのである。

アニソンバーのない地域に新しくお店がオープンすることは、アニソンバー中毒の調査員にとって福音であり、調査員のフットワークの軽さには定評がある。そしてこのタイミングなら行ける!ということで、感染症対策を心がけつつ、一路関東の秘境・群馬に向かうのであった。

アニソンバー≒helixへの道のり

都心から2時間以上かかりました。

高崎線で熊谷へ

調査員は池袋から湘南新宿ライン高崎線直通高崎行の電車に乗り、熊谷へ向かう。19:00オープンということなので、都心から向かうとすると16:30頃の電車に乗った方がいいようだ。【群馬県太田市】北関東にアニソンバーができたので早速行ってきました

熊谷からバス

熊谷でシャトルバスに乗り、太田市に向かう。ここまでの移動時間2時間以上。東京から名古屋、あるいは仙台に行けてもおかしくない。行きのバスの中で悟りを開きそうになっていたことは秘密である。

バス停から徒歩一分

降りたバス停から、歩いて一分でアニソンバー≒helixに着いた。大田駅の周辺は割と何もないので、行く前にご飯を食べたい人は、居酒屋が多いこっちのルートの方がいいかもしれない。

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看板は控えめ

アニソンバー≒helixは、ビルの1階の丸で示した場所にある。

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ドアの横に控えめな看板があるのだが初見は分かりづらいかもしれない。

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看板があるだけ親切だと思っている調査員は、控えめな看板を見て「これぞオタクバー!ハラショー!」と一般人に理解しがたい感動を抱く。オタクバーに関することだと調査員のIQは途端に低くなるのだ。

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お店の様子

アニソンバー≒helixの店内。

ディバイディングドライバー後では

入口の印象と裏腹に、ミニライブなどが十分できるほど店内は広い。ディバイディングドライバーでも打ち込んであるのだろう。

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カウンターとソファ席のスタンダードな客席。天井も高く、大型のスクリーンで歌うと気持ちが良い。

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カラオケのモニターやマイクも多数置いてあり、快適なカラオケ空間といえる。

検温と手指消毒

入店すると検温と手指消毒を求められる。これは新時代のスタンダードなマナーであろう。

手に紙テープ

名前を書いた紙テープを腕に巻く。お客さん同士コミュニケーションを取りやすくなるように、という仕組みだ。ライブみたい。

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紙テープを巻き慣れていないと意外と手間取る。調査員は不器用で、自分で巻くことができなかった。なお外し忘れて帰ってしまい、家に着いて外していないことに気が付いたことは、ここだけの秘密としたい。

アニメグッズはこれから

できたばかりのお店ということもあり、ポスターなどアニメグッズの点数は少な目。これから増えていくものと思われる。訪れた時点では、カウンターの後ろの一番目立つ場所にはぐんまちゃんのポスターがでかでかと鎮座していた。さすが、分かっている。

料金体系

アニソンバー≒helixの料金体系は、一時間2,500円、二時間4,500円、三時間5,500円で上限。長く居ればお得だが、終電を気にするくらいならいっそ泊まった方がいい。(経験則)

アニソンバーの楽しみ

アニソンバーの話になると止まらないことは調査員の悪い癖である。

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アニソンバートーク

訪れたときは、あちこちの地方のアニソンバーに行ったことがある人たち(アニソンバーガチ勢ともいう)がたまたま集まってしまったので、情報交換タイム。その昔まだアニソンバーの数がそれほど多くなかった頃、地方のアニソンバーに行ってそこで他の店舗の情報を得て新規開拓していった、というような当時の思い出話にも花が咲いた。

カラオケタイム

後半はカラオケ大会に突入。アニソンバーにいっぱい通ってる人は、さぞアニソンカラオケが上手いんでしょうね!(余計なプレッシャー)……好きに歌えばいいんですよ。お金払って歌いに来てるんですから。と、調査員は思うのである。

アニソンを通じて知り合った人と、たまたま地方のアニソンバーに行って偶然再会する。そのような出会いがあるから、アニソンバーに通うことを辞められない。時節柄、難しい場面も多々あるが、アニソンを歌い、時に熱く語り合い、楽しい時間を過ごすことが、何よりの心の栄養なのである。

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行きは熊谷経由だったが、帰りは東武鉄道で都心に向かう。終電は22時頃だ。ちょっと前までは居酒屋など飲食店は20時までの時短営業だったので、その時期では決してできない地方日帰りアニソンバーツアー。少しずつ、日常が戻ってきている。