【奈良】奈良県初!アニソンカラオケバーJJが結ぶ地域の絆と縁
日本全国、オタクバーはいろいろなところにできているのだが、オタクバーが一軒も無い県はある。オタクバーあるところどこにでも行くのがおたくば!調査員の矜持であるが、無いところにはどうがんばっても行くことができない。
奈良県も、そのようなオタクバー不毛地帯のひとつであった。今回、奈良県にアニソンバーができたという情報をキャッチして、おたくば!調査員は大阪・難波から近畿日本鉄道に乗り込み奈良県へと向かった。
調査員が奈良県を訪れるのは修学旅行以来である。そういえば小学校の修学旅行と高校の修学旅行で奈良県にやってきたが、なぜ調査員の高校は修学旅行の行先が奈良県だったのだろうか?他の高校に通った友人たちのように、ディズニーランドや長崎ハウステンボスとかでキャッキャウフフ素晴らしい青春の一ページができていたかもしれないのに、こちとら寺社仏閣巡りの記憶しか無い。
まぁ自由時間の間に寺社仏閣をいくつ訪問できるか?というチャレンジミッションを自ら組み上げ1日6か所の記録を打ち立てた調査員であるので、オタクバー巡りをしている今とやっていることはそれほど変わらない。与えられた環境でベストを尽くすのがプロフェッショナルである。
少々前置きが長くなってしまったが、調査員が青春時代の思い出に浸っているうちに近鉄郡山駅に到着。
意外と早く着くものだ。
この駅からアニソンカラオケバーJJまでは、歩いてすぐである。
目次
アニソンカラオケバーJJ
奈良県初のアニソンバー、アニソンカラオケバーJJを紹介する。
こんなところにアニソンバーが?
駅の周辺はこんな感じ。駅前にコンビニがあるから都会という調査員の感覚は既に狂っている。
線路沿いの飲み屋街にあるということだが、真っ暗で人があまり歩いていないため若干不安になってくる。
あっ。
あった!
アニソンカラオケバーJJの看板が煌々と灯っている風景が実に印象的。ううむこの看板の風景だけでイケるな。(※調査員の感覚はだいぶ狂ってます)
入り口は二重扉
アニソンカラオケバーJJの扉は二重扉。この扉の奥にもう一枚扉がある。
周囲に音漏れの心配なくアニソンカラオケができるのである。素晴らしい配慮だ。
見た目は普通の居酒屋だけど
周辺の飲み屋がほぼ居酒屋的なところだったからか、店の外観は居酒屋みたいな感じ。中に入るとカウンター席のみの居酒屋スタイル。
カラオケはアニソンや特撮ソング、ボーカロイドなどが歌える。世代は古いのから新しいのまでまちまち。
フィギュアやアニメ雑誌は奥の棚にある。ううむ、これはアニソンバー。
こういったグッズを眺めながら一杯嗜むのも一興ですね。
訪れた日の出来事
アニソンカラオケバーJJは、男性のマスターがほぼ一人でやってるお店。たまにアルバイトの店員が入ることもあるという。
訪れた日のお客さんは4人。アニソン歌ったりお酒飲んだり、歌ったアニソンの思い出を話してみたりと、比較的のんびりとした時間を過ごす。あまりアニソンカラオケをしたことのないというお客さんがいたが、他のお客さんとアニソンを歌っている間「これ見たことあるな」とか「懐かしい」とか、そういうことをつぶやいていたのが印象的。アニソンカラオケは人と人との心を繋ぐのである。
アニソンカラオケバーJJの魅力
奈良に初めてできたアニソンバー、というところはとても大きい。
メイド喫茶やコンセプトカフェができたという話は聞いたことがあるが、アニソンバーは初。大阪から近いのでみんな大阪に遊びに行ってしまうのかもしれないが、奈良の人がアニソンを心置きなく歌って楽しめる場所ができたということは、もっと世の中に知られてほしい事実である。
翌日、調査員は大阪・十三のアニメバースーパートモコを訪れた。
1年半ぶりくらいの訪問。おたくば!のことはしっかり覚えていただいていた。
スーパートモコもアニソンカラオケバーJJにも訪問済みとのことで、ここでもまたアニソンバーが結ぶ縁を感じる。地元と地元がつながり合うということも、実によいことである。このつながりの一役を、おたくば!が担えていればそれが本望である。
「おたくば!さんがまた来た時のために、こういうものを用意しておいたんですよ」
え?
おたくば!コースター??!!(非売品)
スーパートモコはアニメや特撮の特製コースターを作ると以前紹介したが、まさかおたくば!のコースターを作っていただいていて、さらに調査員が訪れた際にすっと差し出してこられるとは!調査員、いたく感動。気遣いいただいて感激の極みである。
近年のアニソンバーでいわゆるコンカフェ的なお店が増えていることは事実だが、アニソンカラオケバーJJやアニメバースーパートモコのような、いわゆるコンカフェとは対極のアニソンバーもある、ということを広く知っていただければと思う。
調査員の好みでもあるからだ。好きを伝えたいって、思うじゃない?