おたくば!調査班は熊本を出発し、次なる目的地の宮崎県を目指しました。宮崎県は陸の孤島と聞いていましたが、実際に行ってみてその意味を実感しました。おたくば!調査員はペーパードライバーであるため、今回の九州旅行は全て電車とバスを駆使しての移動です。車があれば自由度が増したと思います。
まあ、オタクバーを回る上ではそれほど不便を感じたりしませんでしたがね!
こちらは都城の時刻表ですが1時間に1~2本。日豊本線で都城~大分まで3日かけて移動したので日豊本線とはもうお友達。
とにかく宮崎県は広かった。そして全行程カンカン照り。9月というのに連日30度超えの天気に恵まれすぎて、日差しは眩しくて、暑くて、電車は気軽に遅れ、駅の食事処には平日の昼間のランチタイムで焼酎をかっくらうビジネスパーソン、宮崎駅ビル内に大量に設置されたプリクラ機。
思い出いっぱいの宮崎旅行。さて、そろそろオタクバー巡りの話をしましょうか。
都城市のアニメバー
都城市ではアニメバーのYELLOW FLAGを訪問しました。
熊本から都城に高速バスで移動
都城には熊本から宮崎行の高速バスで行きました。
都城の高速バス停で降りたところにタクシーがとまっていましたが、運転手さんが昼寝をなさっていまして、起こすのもアレなくらいに、それはもう気持ちよさそうに、窓をたたいても反応がないくらいでしたので、あきらめて1時間に一本くらいやってくる宮崎交通バスに乗って都城駅前まで行くことにしました。宮崎交通バスは、今回の宮崎旅行においてかけがえのないパートナーともいえました。
都城のアニメバーはどこに?
都城駅は駅前にコンビニもない感じの駅でした。ホテルは駅前にとってありましたが、都城のアニメバーは駅から歩くと20分ほどの飲み屋街にあります。
写真は飲み屋街に行く途中の風景ですが、ごらんのとおり人通りはまばらで、一本横道に入ると街灯もなく真っ暗。こんなところにオタクバーは本当にあるの?と思ってしまいそうな光景が続きます。
飲み屋街に到着した調査員は、腹ごしらえをします。地頭鶏専門店で食べた鳥刺しを見てください。ネタが光っています。すっごくおいしい。
観光客がやってくるような感じのお店ではなく、たまたまふらっと入った地元のお店でしたが、こういう出会いで美味しいものに巡り合えることが旅の醍醐味でしょう。調査員は大好きです。この日はたまたまお客さんも少なく、鶏づくしで大満足。
いざアニメバーYELLOW FLAG
YELLOW FLAGは都城市の飲み屋街にあるアニメ & Cafe Bar。
都城の飲み屋街には写真のようなスナックビルがいくつか建っています。地方のオタクバーはこういう雰囲気のスナックビルにありがち。
飲み放題男性3,000円、女性2,500円。この飲み放題は時間無制限、一日ずっとフリーという意味。尋常じゃないコストパフォーマンスである。なおチャージや2時間のコースもあるので、時間に制約がある人はそっちを選ぼう。
広い店内にはフィギュア、ポスターが数多くあります。ソファ席で寝てるお客さんがいましたが、これもオタクバーではよくある光景。カラオケも設置されているので、歌いたければ歌ってよしという空気である。
店名のとおり照明や色遣いは黄色を基調としていて、やや暗めの店内でも明るい印象を演出。かっこよくてスタイリッシュ。
この日は地元のオタクのお客さんが4,5人集まっていました。調査員が帰ろうとした夜0時ちょっと前くらいに入れ替わりで4名入店。どうやらこの店の夜は長いらしい。遠くからやってきた人でも温かく迎え入れてくれる、そんなお店でした。
宮崎市のアニメバー
都城→宮崎に移動し、アニメバーLe Reveを訪れました。
南国の街、宮崎
駅前から街中のいたるところにヤシの木が植えられ、もはや南国の都市、宮崎。調査員も南国の風にあてられてゴキゲンです。
駅から徒歩10分程度の商店街、一番街を抜けたあたりに飲み屋街があります。他の宮崎のアニメバーと比較して駅に近い印象。さすがは宮崎県一番の都市といったところ。
いざアニメバーLe Reveへ
アニメバーLe Reveはル・レーヴと読み、飲み屋街の入り口あたりのスナックビルの2階。
同じフロアのオーセンチック・バー続人間が気になりすぎて仕方ありません。ほんと大好き。
看板は常に置いてある感じなので、お店の札がOpenになっていることを開店の目印にしよう。
Bar Le reveはカラオケのない、カウンターのみの小さくて静かなお店という印象。
お店の内装からアニメが大好きということが伝わってきます。
最近はアニメを題材にしたお酒も多くありますね。
アニメキャラをイメージしたカクテルもあるということなので、訪れた人はぜひそちらも楽しんでいってもらいたいですね。
児湯郡高鍋町のアニメバー
宮崎県で最後に訪れたアニメバーは、児湯郡高鍋町のアニメバーフレンズ。
高鍋駅という駅から車で10分
日豊本線はどこも田舎でしたが、高鍋の駅は群を抜いて田舎。本当に、こんなところにアニメバーがあるの……?
なお日豊本線は宮崎から大分の間までSuicaなどのICカード乗車券が使えません。鹿児島あたりからICカードで入場すると罠なので注意してください。
駅から車で10分行くと飲み屋街っぽいところがあります。調査員はタクシーを使って飲み屋街近くのホテルに宿泊しました。実は名物の高鍋ギョーザ。これもおいしかった。こちらの店から歩いて行けるところにアニメバーがあります。
飲み屋街に居酒屋ビルが立ち並びます。ビルといってもアパートのような外観です。
いざ高鍋のアニメバー
あった!ありました!2Fにフレンズの文字!オアシスを見つけたような感覚です。
店内に大量のガチャが!確かに、高鍋の町に来て一度もガチャを見かけなかったような。
2時間飲み放題歌い放題、男性2,000円女性1,500円。こちらも大変リーズナブルな価格設定。
店内はアニメ、漫画、キャラクターグッズで溢れていました。
カラオケも歌われていて、皆さん楽しそう。
お隣のお客さんは二人組で、車でやってきたとのこと。コスプレなども嗜む地元のオタク仲間とのことでした。
飲み屋街の向かい側には代行運転サービスの事務所があり、安心して飲んで帰れるファシリティが整っていました。
宮崎のオタクバーまとめ
宮崎のオタクバーをまとめるとこんな感じでした。
- アニメバー形式で何でもアリ。
- カラオケはあったりなかったり。
- 交通の便があまりよくないためお客さんも車で来店。
- 朝までやってるのが当たり前。そして安い。
- 地元のオタクが集まる憩いの場。
どこのお店も個性が強くて、記憶と印象に残ります。
宮崎の最終日は延岡に寄り道。
元祖チキン南蛮のお店でチキン南蛮定食をいただきます。
元祖のお店はタルタルソースがかかっていません。ジューシーでおいしいのです。
次回は、長崎のオタクバーを紹介したいと思います。