【東京・大森】Welcome to ようこそ、都内屈指の狭小アニソンカラオケバー GTZ -ゴリラ帝国Z-
一般的なアニソンバーの広さとはどのくらいだろうか?東京23区内など都市部では15~20席程度のお店が多いという印象がある。30席もあると、かなり広いお店と感じる。しかし東京23区内には、こんなに狭いの?というお店がある。今回は、そんな狭小アニソンカラオケバーのひとつ、GTZ -ゴリラ帝国Z-を紹介しよう。
目次
GTZ -ゴリラ帝国Z-への行き方
京浜東北線大森駅から歩いて5分程度。「大森飲食街ビル」という居酒屋やスナックが多数立ち並ぶビルに、アニソンカラオケバーGTZ -ゴリラ帝国Z-が入っている。
居酒屋ビルの2F
大森飲食街ビルは、建物からして実に趣深い。昭和の匂いが色濃く漂ってくる。管理人はこういった雰囲気が大好きでたまらない。夜に訪れると素敵な看板が出迎えてくれる。写真の上段、向かって右から8つ目にGTZの文字が見える。
2Fに上がると多数の飲食店が立ち並んでいる。ビルの中に歓楽街があるようなもので、あちこちの店から楽しそうな歓声が聞こえてくる。今日もそこかしこで陽気な酔っ払いが量産されているのである。少し歩くだけでGTZ -ゴリラ帝国Z-の看板が見えてきた。
アニソンカラオケバーのドア
周辺の飲み屋の雰囲気の中で、GTZ -ゴリラ帝国Z-の扉はある意味で異質かもしれない。ただ単純に方向性の違いなのであって、隣のスナック汐梨さんもなかなか味があって良い。
煌々と輝くOPENの文字。間違いなく営業中である。おたくば!管理人が経験した中には、これに近い状態で閉店中だったオタクバーがあるので、油断してはいけない。
GTZ -ゴリラ帝国Z-の行き方
店舗に入った第一印象は、狭い。
壁が近い
思ったよりはスペースがあるように感じる。しかしそれは錯覚であると、席についてから分かる。アニソンカラオケバーなのでカラオケ機器が置いてあり、大型のモニターも備えている。狭い店内にはカラオケの他に多数の酒瓶、ゲーム機など、手に取って眺めたりしてしまいそうなものが置いてあった。
上の写真も下の写真も、カウンター席から撮った写真である。この日は入口から数えて2番目のカウンター席に座ったはずであるが、扉までの近さと反対側の壁までの近さを感じていただけるだろうか。
狭小アニソンカラオケバーは伊達じゃない
カウンターに3人、カウンターの後方に2人座れるか、といった感じだ。3人入った状態だと満員であるかのように感じる密着感。訪れた日は、管理人の他にGTZの常連さんも一人来店されていた。客側は2人しか居なかったはずであるが、もっと大人数で騒いでいたかのような思い出がある。人と人との距離が近いからこそできる体験なのかもしれない。
おもちゃ箱のようなお店
GTZは店長さん一人で切り盛りするお店である。カラオケを少々たしなんできたが、さすがアニソンカラオケバーをやっているので、カッコいい歌声をしていらっしゃる。もちろんこの大画面も、ものすごく近い距離で観ることができるのである。具体的には、今回の記事の店内写真を撮るために管理人は一歩も動いていないのである。店の中にいろんなものがあり、小さな箱の中に様々なコンテンツが詰まっている。おもちゃ箱のようなお店であると評したい。
店長さんは大森周辺のアーティストを集めてもっと大森地域で盛り上がろうという活動をしている。作詞や作曲も手掛けるようで、訪れた日はちょうど新曲の公開日だった。
広い店舗がいいという人もいるし、狭い店舗を好む人もいる。GTZ -ゴリラ帝国Z-は中でも狭いお店であるが、人との距離が近く、同じ時間を分かち合えるバー本来の楽しみ方を味わうことができる。皆さんも行ってみてはどうだろうか。ただし、友人などを多数引き連れていくと入りきらない場合が容易に想定されるので、そういったときは事前にお店に電話で確認してみよう。