2023年に東京近郊にOPENしたオタクバーをあちこち行ってみた!
「日常」が戻りつつある2023年、関東地方にいくつかのオタクバーがオープンした。
オタクバーあるところおたくば!調査員あり。ということで、さっそく東京近郊に2023年オープンしたオタクバーに行ってきたので紹介しよう。
まずは千葉県船橋市。JR総武線船橋駅にやってきた。
整備された駅前は道が広く歩きやすい。
一歩裏通りに入ると飲み屋街。
飲み屋街の一角に、一つ目の目的地であるアニソンBARアステロイド・ブルースがある。
この日はプレオープン中とのことで、さっそく行ってみよう。
目次
アニソンBARアステロイド・ブルース
アニソンBARアステロイド・ブルースは、千葉県船橋市のアニソンバー。2023年4月オープン。
船橋初のアニソンバー
アニソンBARアステロイド・ブルースは千葉県船橋市に2023年4月、新しくオープンしたアニソンバー。
千葉県は東京に近く飲み屋街があちこちにある割には、オタクバーが少ない(とおたくば!調査員が個人的に感じている)地域。新しくオタクバーが増えることを手放しに喜ぶおたくば!調査員としては、未開拓地域にオタクバーができたというだけで喜んで行ってしまいます。調査員、チョロいです。
プレオープン中の店内は、これからアニメポスターやフィギュアが増えていくであろう予定地がいっぱい。プレオープンで訪れた店がその後どうなっていくかを見ていくのもオタクバー好きの醍醐味です。
ちなみに、店名のアステロイド・ブルースとは、J9シリーズ「銀河烈風バクシンガー」ED曲ではなく、アニメ「カウボーイビバップ」にちなんでいるそうです。
飲み放題歌い放題
アニソンBARアステロイド・ブルースは1時間飲み放題歌い放題の店。ドリンクの種類もそれなりにあって、さっと飲みに行くのにちょうどいいところ。
プレオープンで店内はほぼ満席。
まっさらなデンモクを見ることができるのも、アニソンバーのプレオープンに遊びに行ったときの楽しみ。いや、言いたいことはわかってますよ。これは相当にマニアックな楽しみ方だって。
というわけでさくっと一曲目を入れて歌う。
隣の席で「あまりアニソンは詳しくなくて…」と引っ込み思案だったオジサンも、数分後には「この曲しってる!!!!」となるのがアニソンバーの楽しみです。いいよね、本当に。
飲んで歌ってしゃべって興奮してアニメ映像や好きなアニソンに発狂して……というのは、どこのアニソンバーでも見られる光景。それを千葉県船橋市で体感できるようになったといえる。
さて続いて、同じ総武線沿線の大久保駅に新しくオープンしたサブカルバー、一九余一を紹介しよう。こちらも2023年4月オープン。
一九余一
一九余一は、東京都新宿区の大久保駅近くにあるオタクバー。
ラッコバー?
一九余一は、アニメ・漫画に詳しい人同士、仲良くなろう!というコンセプトのもと生まれたサブカルバー。JR大久保駅の他に、JR新大久保駅からも歩いていける距離。いわゆる新宿のイメージとは少し異なる百人町の街並みに、しれっとオタクバーがある感じ。
店のロゴなど、店内は至る所にラッコグッズが置かれていた。アニメと漫画とラッコを愛する人々が集う場所になるとのこと。尖ってますね。
リーズナブルに遊べるバー
一九余一は、チャージ1000円+ドリンク代のリーズナブルな料金体系。カラオケは無い。
店内BGMはアニソン中心で、アニメや漫画など自分の好きなことについて熱く語り、同じような趣味の人をつなげていく場所。店主はかつてとあるオタクバーによく遊びに行っており、ようやく念願の自分のオタクバーを開店したという。オタクバー好きが作ったオタクバーといえよう。
ちょうどこの時期はおたくば!も初となる直営オタクバーの開店準備を進めており、自分と重なるところを勝手に見出し、調査員は(一方的に)共感を覚えていた。
一九余一にて各地のオタクバーの話で盛り上がり、調査員は赤坂見附に移動する。アニソンバーギルド 赤坂見附店のオープン当日にお邪魔するためだ。
アニソンバーギルド 赤坂見附店
アニソンバーギルド 赤坂見附店は、東京都港区赤坂のアニソンバー。2023年4月オープン。
めっちゃ、広い
アニソンバーギルド 赤坂見附店は、港区赤坂に新規オープンした都内最大級の広さを持つアニソンカラオケバー。階段またはエレベーターで地下一階に降りると入り口。
しかもビルは新築。真新しいビルにデカいアニソンバーが入る時代になったのだなと感慨深い気持ちを抱く。
席は40席くらいあるのでは?とにかく広い。隣の席とも余裕があり、安心してアニソンカラオケに興じたり、スタッフと話したりして過ごせる。東京都港区というアニソンバー未開拓の地でどのような挑戦をするのか楽しみなお店。
ところ変わってここは京成小岩。
京成線は、京成立石のアニソンカラオケ酒場クールや、京成八千代のアニソンカラオケ酒場マナティもあり、アニソンカラオケが盛んな路線といえよう。そんな京成線の京成小岩にアニソンカラオケ&サブカルバーがオープンしていたというのだから、行ってみるしかないではないか。
アニソンカラオケ&サブカルバー
アニソンカラオケ&サブカルバー@京成小岩 は、京成小岩のアニソンバー。
間借り営業
アニソンカラオケ&サブカルバー@京成小岩は、江戸川区小岩に新しくオープンしたサブカルアニソンバー。間借り営業のような感じで、スナックを借りてアニソンバーをやっているとのこと。
中身は70年代~90年代のアニソンを愛する店長がトークとソングで楽しませてくれるバー。
LGBTやセクマイにも門戸を開く大らかなサブカルバーで、料金はチャージ無ドリンク代のみという経営的にやっていけるのか心配になる価格設定。
安すぎて会計金額を思わず二度見してしまった。
いろいろ制限があってこんな感じの店構えでやっている。路地の入口に冒頭の看板が出ていればOpenとのことなので、気軽に扉を開けてみよう。
オタクバーを求めて移動を続ける調査員は東急目黒線武蔵小山駅にやってきていた。
どうしてこんなに移動ばかりするのか?もちろんそこにアニソンバーがあるからなのだが、そろそろ自分でも何をしているのか分からなくなっている。オタクバー巡りとはいったい……うごごご!
さて本記事の最後に、アニソンメイドバー-7K-を紹介して締めくくるとしよう。
武蔵小山の駅すぐ近くにスナックビルがあり、その一隅にアニソンメイドバー-7K-がある。
個人的には麻雀BARも気になるのだが。
アニソンメイドバー-7K-
アニソンメイドバー-7K-は、武蔵小山のアニソンバー。
メイドがいるタイプのアニソンバー
アニソンメイドバー-7K-は、ショットバーが業態転向してメイドバーになろうということでスタッフ募集をかけたところ、アニメとアニソン好きなスタッフばかりが集まってしまいアニソンメイドバーをやることにした、という結果論的アニソンバー。
訪れた時点でリニューアルオープンから1か月くらい。店内のアニメグッズは徐々に増えつつあるとのことだった。
スタッフの好きなもので埋まっていくであろう空間を眺める楽しみ。この楽しみを分かち合える人は、あまり居ない。飲み放題40分2000円、時間の区切りを教えてくれる良心的なメイドバーである。カラオケは歌い放題。
コンカフェのような萌えメニューもあるものの、スタッフがアニメやアニソン好きであるというのは本当で、調査員に熱い思いを語ってくれた。本物である。
今回は東京近郊を中心に紹介したが、2023年は各地に新規オープンのオタクバーが誕生している。このままオタクバーが増え続けていってほしいと、おたくば!調査員は切に願っている。