【高円寺】アニメバー Bar MUGENでまったり過ごす休日
東京都内では、オタクの街といえばどこだろうか。秋葉原、池袋、中野あたりが思い付くところであろう。ところがオタクバーの世界では、高円寺の街も熱いのである。アニメバー、アニソンバー、アニソンカラオケバー、サブカルバーが5店舗あり、それぞれ性格の異なるお店でしかもお店同士の仲が良く、高円寺オタクバー文化圏が成り立たっている。今日は高円寺のアニメバー、MUGENを紹介する。
目次
隠れたオタクバーの街、高円寺
MUGENを紹介する前に、高円寺にオタクバーが集まる理由を考察しよう。
アクセスが良い
新宿から中央線で15分程度の立地。東京駅からもアクセスが良く、都心から程よく離れている地理的環境があげられる。
商店街が栄えている
大規模な商業施設が少なく、アーケード街が栄えている駅である。線路のガード下に飲み屋街が連なり、下町の風情を感じる街並みである。
テナント料
中央線の快速が停車しない駅だからか、近くの中野と比較して家賃相場が安い。それでいて駅の利用人口がそれなりにあるため、飲み屋などを出店しやすいのではないか。
昔からオタクバーがある
MT基地やエリア51など老舗の部類のオタクバーがあることも良いポイントである。オタクといっても実は様々なジャンルがあるので、ニーズに合ったお店ができることは自然な流れである。
Bar MUGENとは
Bar MUGENについて紹介する。
アニメバー
MUGENはアニメバーに分類される。
アニメのことについて飲みながら語り合うことをコンセプトとしたお店である。アニメ映像を見ながらアニメの話をすることが主な楽しみ方といえる。マスターも当然、アニメの話が大好きであるとのこと。
カラオケは無い
当初はカラオケを付けていたとのことであるが、いろいろと考えた結果カラオケ機器を外してしまったとのこと。周りにはアルカナクラン、魂リバイブなどアニソンカラオケバーもあるので、歌いたくなったらそちらに行ってみるとよい。
落ち着いてシックな雰囲気
テーマカラーである赤を基調とした内装がシックな雰囲気を醸し出し、一般的なバーと同じような雰囲気である。おしゃれだ。カウンターにはいくつかアニメキャラのフィギュアが飾られているが、多すぎて邪魔ということもなく、ちょっとしたアクセントといった体である。
戦死した同僚の国葬ニュース映像を見ながらウイスキーの水割りを一口飲み「坊やだからさ」と呟いてみる感じのバーといえる。
喧騒から隔絶された空間
訪れた日は、たまたま高円寺のお祭りの日であり、店の外は戦後のドヤ街のような賑わいを見せていた。路地を通ってMUGENにたどり着くだけでも一苦労するような喧騒であったが、MUGENの中は別世界となっていた。B1にあるので外の音は全く聞こえてこないのである。都会の生活に疲れたある日、近くを歩いていたらふと立ち寄って、一杯のハイボールを頼んでしまおう。
カウンターのフリーザ様の存在感が強い。カウンターに載っているフィギュア類は数が多すぎず、Barとしての雰囲気を邪魔しないようになっている。
リーズナブル
今日は一杯だけ、という日もあるだろう。そんなときのためのショット料金もある。お財布にやさしい。
MUGENの行き方
詳しくはGoogleマップを参考にされたい。MUGENはこちらの建物の地下一階にある。
この日は高円寺の他のオタクバー、MT基地帰りのお客さんがいた。巫女服デーとのことで大変な盛り上がりを見せていた。帰りしな、MUGENのマスターに「せっかくだからMT基地さんにも行ってみては?」と提案を受けたので、こっそり行ってきてしまった。
オタクバー同士の仲がよい街、高円寺。休日にふらっと訪れるにはちょうどいい街ともいえる。