大阪・心斎橋のアニメバー、ロケットランチャーは良いぞ

心斎橋といえば道頓堀。その道頓堀の脇の、いわゆるミナミと呼ばれるエリアの一角にもオタクバーが点在する。今日は心斎橋にあるアニメバー、ロケットランチャーを紹介しよう。筆者は今までに2回、ロケットランチャーを訪れたことがある。あくまで筆者個人の感想であるので、少しでも気になった方はぜひ自らの目で確かめてほしい。

アニメバー ロケットランチャー

ロボと特撮に強いアニメバー

ロケットランチャーの特徴としては、ガンダムに代表されるロボット系アニメや特撮ヒーロー作品に強い、という印象がある。新しいアニメ作品の話題ができないというわけではないのだが、昔のロボット作品や特撮ヒーローの話になってしまったら、店員さん含め他のお客さんも巻き込んで、話が大いに盛り上がってしまった。あのときは確か、J9シリーズの話だったかと思う。アニメを愛する心は今も昔も変わらないものだ。

アットホームな雰囲気

もう一つ、ロケットランチャーを語る上で外してはならない要素が、アットホームな雰囲気である。大阪という土地柄だからだろうか、他の地域のアニメバーと比べてそれはもうよく話しかけられるのだ。店員さんもお客さんも話がうまいし面白い。完全に大阪のペースに飲み込まれながらも、どういうことかそれが心地よく感じる。ともすればパーソナルスペースをガシガシと効果音付きで侵食されるようなものなのだが嫌な感じがしないのである。絶妙なバランスの上に成立しているトークが、非常に強く印象に残っているのである。

カラオケを歌うこともできる

筆者が訪れたときは、他のお客さんはオジサン世代の方が多かった。これは筆者が得意とする懐かしい歌を歌えるチャンスである。客層を気にしてカラオケを歌う性質でもないのだが、懐かしめの歌を歌ったときにわからないという反応をされると寂しい思いをするのである。いい歳こいても寂しいものは寂しい。ということで曲を選んでいるうちに、他のお客さんが曲を入れた。ウルトラマンシリーズの、ウルトラマンタロウの歌だったと記憶している。

訓練されたアニメバー店員

ロケットランチャーの店員さんは、懐かしいアニソンなどを歌ったとしても的確にコールを入れられる能力がある。ウルトラマンタロウの歌も、完全に児童合唱団パートを再現していた。実によく訓練されたアニメバー店員である。それを分かって他のお客さんも曲を入れているのであろう。歌い終わった後の表情には爽快感すらあった。

プラモデルを作る会、などが開催される

ロケットランチャーには数々のロボットのプラモデルが置いてある。時々、プラモデルを作る会が催されており、その際に作られたガンプラなどが飾ってあるのだそうだ。若い女性店員さんが作ったプラモデルもあると伺った。なかなか本格的に作られている感があり筆者のような素人はただただ感心するばかりである。

朝までやっている

ロケットランチャーの営業時間は19時~5時。うっかり終電を逃してしまったとしても朝まで滞在できる親切設計となっている。筆者は終電で失礼させていただいたが、機会があればもっとロケットランチャーを味わい尽くしたい。そう思ったオタクバーの一つである。